さてさて、ローマ最終日。
前回お伝えしたように、ローマ街道を行く旅をしてきました。今回もちょいと長いかも

今回利用したのは、
先日の110Open Stop&Goと同じチケット売り場で買えるArcheoBus(アルケオバス)。
このバスは、古代ローマの旧街道を巡ってくれます。1周1時間30分です。
私達は、1日乗り降り自由なチケット(13ユーロ)を購入。
(2日目もローマ市内散策をする予定だった私達は、
今回110とArcheoBusの両用チケット[2日間有効]を買っていませんでした。
前もって2つのバスを利用するつもりであれば、別々にチケットを買うよりも安く購入可能です)110バスと違って、これは1階建て。しかも屋根なし(写真はgoogleから拝借)

天気の良い日は、本当にオープンカーが気持ちいい

!!


バスは、ローマ市内を離れて郊外へ〜

古代ローマに詳しくないマリオと、マリオよりももっと詳しくない私の古代遺跡めぐりは、
知らないものばかりで、始まりはちょっと退屈な印象・・・

私の場合、聞いたことがある単語といえば"
アッピア街道"と”
カラカラ浴場"のみ!!
いくつかの停留場では、降りてみたいところもあったけれど、
ただ写真を撮るだけの場所だったり、中に入るには有料だったりと、
”お金を掛けずに楽しめる”ところが無く(笑)、そのまま私達は終点へ。

↑”カタコンベ”とは、”地下墓所”の事

ここにサント・カッリストという人が眠っているらしいけど、、、誰でしょう??

↑こういう遺跡が至る所にあり、バスの上から見られます。
崩れかけてはいるものの、家か城の壁かな・・・わからない・・

本当は
『一周りした後、改めて行きたい場所に降りよう!』っていう考えだったけれど、
2人とも、戻ったところで特別見たい場所があるわけではなかったので、
この終点で降りることに

地図
(110の切符を買った際に貰える地図には、このArcheoBusの通るルートと地図も印刷されています。実際、ArcheoBus切符を買ったときに貰える地図は見難いので、110で貰える地図がオススメ)を見ながら、バスが通れない&周辺に住んでいる人の車しか入れない旧街道を歩くことに

整備された石畳が続き、その街道をジョギングしている人、自転車に乗っている人、
私達のような観光客などが通っていましたが、ローマ市内のような”雑音・騒音”も無く、
鳥の鳴き声、木々のザワメキ、
自転車や自動車が砂利を踏む音しか聞こえてこない、とても静かな所でした

歩き始めて5分くらいで、
古代ローマの人が利用した”浴場

”の発掘現場に入ることが出来ます(無料)

↑1900年ほど前のローマ人が作ったものなのに、床にはモザイク模様がクッキリ

キレイに残っていることにもビックリだけど、
”デザイン”にも長けていた人たちだったんだなぁ〜と、なんだか感心しちゃった

まだ発掘途中なので、そう大きいものではなかったけれど、
区切られた部屋は12ほどあり、各部屋の説明を見ると、
マッサージの部屋、サウナの部屋、水風呂の部屋、娯楽の部屋などがあって、
今の温泉施設となんら変わりない事に、温泉の歴史を感じてしまった

ちなみに、古代ローマ人が、こんな施設を持って生活している間、
私達日本人の先祖は弥生時代の最中です

で、この施設の通路に
”え?”って思ったものが・・・。
それは土器




形は弥生土器に似ていませんが、シンプルなツルンとした感じが弥生土器とそっくり!!
(縄目のあるものもあるそうですが、私が学生時代に習ったのはコノタイプ↑だもん

)
ローマから、中国を渡って日本に伝えられたのでしょうか・・・
なんか、コノ遺跡を見た後、当時のローマの偉大さを感じずに入られませんでした。
当時は、世界ナンバーワン

の技術や権力を持った文明国だったんだなぁ〜と。
それが、今のイタリア人にも自慢だというのは理解できますが、
その”偉さ・誇り”を勘違いしている人も中には居ます・・・。
今のイタリアを作ったのは、先祖の人なのに・・・。
ベルルスコーニ(元首相)も言っていましたが、
『彼ら祖先の恩恵の上に、今のイタリアが存在していて、
イタリアから観光客が居なくなったら、国がスグに滅ぶ・・・・』分かる気がします・・・。
そういや、先日のニュースでイタリアの経済はヨーロッパ最低になったとか・・

だったら自分達の力で、もう一度、
ステキなイタリア国を作る努力を惜しまずにしてほしいですな〜〜本当に!!
イタリアの素晴らしかった時代を見ると、愚痴が出てしまう私です

さて、気分を取り戻して・・・

もう少し先に歩くと、いよいよ本格的に旧街道の始まりです。
写真のような一本道が延々と続いています。一体何キロあるのか分かりません

ココからの道の状態は、当時使われていた敷石そのままです!!
なので、よく見ると、そこの上を馬車が通ったであろう車の跡がクッキリと残っています。
長い年月、何度も通られて、石がどんどん削られ、ゆるいカーブになってます!!
写真じゃ、ちょ〜っと分かりにくいかしら・・・


↑やっぱりココも、周りには遺跡がゴロゴロ・・・。腰掛にして休憩している人たちも!
「約1900年前を同じ道を歩いているんだ・・・」と思うと、
私の周りを、古代ローマの人や、そのまた次の時代の人、
馬車等が走っている場面を想像出来てなんとも言いようがない気持ちになりましたよ。
そうそう、ここの石畳の街道は”歩行専用”ですが、この街道入り口にBarがあって、
そこで
自転車の貸し出しをしています。
自転車は、上の写真の石畳の脇にある”土と草”の道を通らなければなりません

石畳は凸凹しているので、きっと運転しにくいからだと思います。

街道周辺には、以前は建物だったと分かるような遺跡がありますが、
今でも実際に住んでいる人が居ます。 もちろん普通の家ですけどね

ジョギングをしている人たち、犬を連れて散歩している人たちは、
きっと、これらの家へ休暇に来ている人なんだと思います。お金持ちさんです

(家に帰ってGooglemapで見てみると、どの家も大きくてプール付き!!)
でも・・・ココって、ある場所から車の乗り入れ禁止なんですよ・・・。
一体何処に車を停めているのか謎です^^;
私とマリオは、ローマ水道を見る目的で、この街道を歩き始めましたが、
地図で見るのと実際に歩くのは、とても違って、なかなか距離が縮まらない・・・。
1時間30分かけて5キロを歩いた地点に(ちょっと街道から離れました)Barがあり、
そこのマスターに、
「ローマ水道まで徒歩で行きたいんだけど、ココからどれくらい掛かる?」と聞くと、
「徒歩で
それなら2時間以上は掛かるよ・・・」と言われたので断念

!!
同じ道に戻り、とぼとぼと5キロを引き返し歩いたのでした。
帰りのバスの上ではもちろんヘトヘト(笑)
前日と、この日の合計の歩行距離は、普通の生活の2か月分くらい(笑)??
ん〜〜・・・万歩計を持っていくんだった(

笑)!!
(家で、おおよその2日間の歩行距離を調べると、
20キロ弱と判明・・・凄い〜!!)

↑
カラカラ浴場をバスの上から。かなり大きい遺跡!!
WikiPediaによると、
浴場というより、広大な
レジャー施設だったらしいです(なんとっ

)
写真は浴場の壁だけど、中は沢山の部屋で区切られているのがバスから見えました。
バスを降りて昼食後、
ミラノ行きの列車発車まで3時間ほどあったので、駅周辺をブラブラ。
”マリオの家族に買って帰るお土産があるかもしれない”と思い、三越へ。
1階はブランド品店。
「地下には食材が売ってあるかなぁ〜」と、日本のデパ地下を想像しながら降りると
そこはお土産屋・・・それも売ってあるのはイタリアのものばかり

てっきり、日本のデパートが日本のモノを売っているのだと思っていたら、
日本人観光客向けに、イタリア各地のお土産が売られていたのでした(トホホ

)
当然、お客は日本人だらけ

あ・・・でも、トイレは男女とも4つ位あって、ガラガラだったので
トイレに行くときの穴場になるのかもしれません

私達は、イタリアのお土産には興味なかったので、価格調査をして引き上げました(笑)
で、帰りのユーロスターの列車ですが。行きと違って、静か〜〜〜!!
ナポリ行きの列車と、ミラノ行きの列車内って、人のタイプが違うんでしょうか?!
なんとな〜〜く、分かる気がしますが

でもですね!! コノ列車には、各車両の後ろにトイレがあります。
つまり、車両が12あればトイレも12個!! で・・・
車両が12あるのに、動いているトイレが1つだったんです!!4時間30分という長い旅の中、一度はトイレに行きたい!!
なのに、1つしか動いてないってどういうことよ〜〜

!!
我慢できなかったので、マリオと8車両をまたがりトイレに行きましたが、
使うことの出来ないトイレに貼られていた紙には
「1月23日以降使用中止。 原因は掃除の人が来ないことと、
乗客がトイレットペーパー以外のモノを流している為、配水管が詰まっている」と書かれておりました・・・。
どっひゃ〜
!! まだ新しい列車なのに、トイレの配水管が詰まった上、
1ヶ月以上も掃除してないって・・・どうなってるの??乗客が、切符やアメの包み紙、タバコ、などなどを流しているなんて
なんて非常識!!! 
・・・でも、想像できるところが、イタリアの悲しいところ・・・。
あとは、水に溶けないティッシュを流していたりね・・・。
それに、マリオが言っていたけど、
「新しい列車なのに、すでに車内に落書きがある」とか・・・・。
落書きって、子供の遊びでしょう?? 辞めてくださいよ、大人気ないぞっ!!
ってなことで、
最後まで"イタリア”を感じることの出来た旅でした(苦笑)
今回も長くなっちゃいましたね・・・
最後まで読んでくれた方・・・アリガトウ

&すみません〜〜〜
